ワーキング・ホリデーとは?
ワーキング・ホリデーの目的
ワーキング・ホリデーは、ふたつの国の間で結ばれた協定に基づいて、相互の国の青少年を長期滞在者として受け入れる制度です。その目的は短期間の観光ビザでは体験できない長期間の滞在により、両国の異なった文化を理解しつつ、国際的な視野を持つ青少年を育成することです。そしてゆくゆくは両国間の友好関係を築き上げ、両国の相互理解を深める役割を担う存在を育むためのものでもあります。
ワーキング・ホリデーの歴史
1980年12月1日、オーストラリア政府との間にワーキング・ホリデーに関する取り決めが結ばれます。これは日本政府としては初めてのワーキング・ホリデー制度で、その後も年間約1万人がこの制度を利用しており、オーストラリアはワーキング・ホリデー制度利用の半数を占める人気の国でもあります。1985年7月1日にニュージーランド、1986年3月1日にカナダのワーキング・ホリデーがスタートし、この3ヶ国が長い間、ワーキング・ホリデー対象国として定番でした。
1999年4月1日、大韓民国との間に協定が結ばれ、アジアで初めての制度導入国となると同時に、ここから対象国のバリエーションが一気に広がりをみせます。1999年12月1日にフランス、2000年12月1日にドイツ、2001年4月16日にイギリスとヨーロッパにも対象国を持つようになりました。2006年4月、小泉首相(当時)はデンマーク、イタリア、アイルランドとの間においてもワーキング・ホリデー制度を検討中であることを発表しました。その後、2007年1月1日にアイルランドが対象国となっています。
ワーキング・ホリデーの特徴
ワーキング・ホリデーは観光ビザではなしえなかった長期間の滞在を可能にしているところが最大の特徴でしょう。また滞在中の資金を補うため、付随的な就労が認められているのも大きな特徴です。これにより、見知らぬ、異なった文化の中で「暮らす」「学ぶ」「働く」「観光する」といったさまざまな体験を得ることが可能になるわけです。また、ワーキング・ホリデーの対象国では日本以外のワーキング・ホリデー渡航者も受け入れています。こういった他国の若者と交流を深めることも大きな魅力のひとつです。
